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当院に関係する症状や治療方法について解説しています。


当院では、狭心症や心筋梗塞などで生じる心臓の血管(冠動脈)の狭窄や閉塞、また閉塞性動脈硬化症による四肢血管の狭窄や閉塞などを積極的に治療しています。その際、血行を改善させる治療法として経皮的血管形成術(インターベンション)と呼ばれる治療法があります。


【ステント留置術】


術前造影

1.術前造影

・手術前の血管造影写真:狭窄した血管が認められる。

ワイヤーの挿入

2.ワイヤーの挿入

・狭窄した血管内にワイヤーを通してステントを
挿入出来る様に準備をする


ステント挿入

3.ステント挿入

・狭窄部にステントを持って行き拡張に備える

最終造影

4.最終造影

・最終造影:ステントが留置された事によって血管の狭窄が
解除され良好な血流の再開が得られた


【ステント留置術】


術前造影

1.術前造影

・手術前の血管造影写真:狭窄した血管が認められる。

ワイヤーの挿入

2.ワイヤーの挿入

・狭窄した血管内にワイヤーを通して
 バルーン(風船)を挿入出来る様に準備をする

ステント挿入

3.ステント挿入

・狭窄部にステントを持って行き拡張に備える

ステント拡張

4.ステント拡張

・風船を拡張する事によって風船の上に乗ったステントが拡張される。

最終造影

5.最終造影

・ステントが留置された事によって血管の
 狭窄が解除され良好な血流の再開が得られた

平成22年度は166件のインターベンション治療を施行いたしました。 しかしながら、治療方法の選択は各々の病気の状態に応じて行うため、必ずしもインターベンション治療が行えるとは限りません。当院では、様々な検査を行い、最適で最も負担の少ない方法を患者さまとともに考えていきます。

インターベンション治療の特徴

・麻酔は、局所麻酔です。
・術後の痛みはほとんどありません。
・歩行は翌日よりすることができます。
・入院期間は、2~4日程度です。
・手術直後より、治療の効果がみられます。
・手術よりは、再発の可能性が高くなります。

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